【4/11 交流会開催報告】
■講話:協力医.辻 輝之先生 交流会協力:協力医.椿恒雄先生
■日々の暮らしの中で役立つ工夫を中心にしたミニ講話:言語聴覚士:戸倉晶子さん 管理栄養士:樹山敏子さん
今回の交流会は、協力医の辻先生から
レビー小体型認知症の「動きづらさ」と生活支援の工夫 ~転倒・嚥下・睡眠トラブルへの対応~
そして、言語聴覚士の戸倉さんと管理栄養士の樹山さんから
DLBと“食べること” ~むせ・食欲低下・体重減少へのやさしい工夫~」
というテーマでお話をして戴きました。
参加後の皆さんからは、「気持ちが楽になった」「ヒントが得られた」「心強さを感じた」等
感情や理解・つながりの変化があったのではないかと思います。
また、ご本人からは「これからどうなっていくのか不安で怖くなった」というお気持ちも伺いました。
病気の理解が深まるほど、不安や怖さを感じることもあります。
その不安は「何もわからない怖さ」ではなく、「知ったからこそ生まれた大切な感覚」ではないでしょうか。
そして、その不安を言葉にできたこと、誰かと共有できたこと自体が、もう一つの力になっていると思います。
ひとりで抱えるものではなく、「どう向き合っていくか」を一緒に考えていくための大切な一歩でもあります。
交流会で感じたことを大切にしながら、 無理のないペースで、ご自身の暮らしや関わりに重ねていただければと思います。
交流会は...
・不安な気持ちを言葉にする場
・医療と生活をつなぐ場
・実際の生活でやってみようが生まれる場
そして、「安心して迷いを持ち帰れる場」であり
その迷いは「一人でかかえるもの」ではなく
「誰かと一緒に考えられるもの」へと変わっていけば嬉しく思います。
専門的な知識を“生活の中で活かせる形”にし、他の方の体験や言葉から、自分なりのヒントを持ち帰ること!!!
「正しい答えを知る」ことよりも、「安心して考え続けられる」ことを大切に。
ここでの気づきが、 少し肩の力が抜けるきっかけになればと願っています。
【3/28シンポジウム】
京都・大阪・兵庫から発信!
レビー小体型認知症シンポジウム2026
ーつながる、ひろがる、支え合うー
今回、関西3地域合同での開催は初めての試みでした。
第一部の基調講演では、古和久朋先生・成本迅先生から運動・精神症状についての講話と治療について
第二部の事例報告では、作業療法士・看護師・言語聴覚士・管理栄養士・訪問介護員から実践事例の報告
という盛りだくさんの内容に加え、ハイブリッド開催であるが故の運営の不手際等から時間延長になってしまいました。
今回のシンポジウムには、医療・介護の専門職に加え、ご本人やご家族など、さまざまな立場の方にご参加いただきました。アンケートでは満足度が約97%と高く、「症状の意味が理解できた」「これまでの関わり方に自信が持てた」「多職種の視点を知ることができた」など、多くの温かいご感想をいただきました。DLBを一つひとつの症状としてではなく、“つながりのあるもの”として捉える視点が共有できたことは、大きな一歩だったと感じています。
一方で、「実際にどう関わればよいかをもっと知りたい」「具体的な支援方法を知りたい」といった声も寄せられました。
日々の支援の中で迷いや不安を抱えておられること、その中でもよりよい関わりを模索されていることが伝わってきました。
今回のシンポジウムが、そうした思いに少しでも寄り添い、安心や次の一歩につながっていれば幸いです。
今後は、今回の学びを日々の実践につなげていけるよう、より具体的でわかりやすい内容や、継続して学べる機会を大切にしながら取り組んでまいります。
これからも合同開催すること、関西3地域で支え合える関係づくりや連携の強化にも取り組んでまいります。
【1/24 交流会開催報告】講話:協力医.成本 迅先生 交流会協力:顧問医.水野敏樹先生
今回の交流会は、協力医の成本先生から、
レビー小体型認知症の精神症状をやさしく理解するというテーマでお話をして戴きました。
参加された方からは、
「同じ立場の人がいると感じられた」
「悩みを言葉にできて少し気持ちが軽くなった」
「専門職の支えがあることを知り心強かった」
「症状にはバラエティがある事を知った」という声をいただきました。
交流会は、正解を探す場ではなく、
「安心して話せること」
「 ひとりで抱え込まないこと」
「 一緒に考えられること」を大切にしています。
医療や制度の話だけでなく、日常生活の困りごとや気持ちの揺れも含めて共有できる時間です。
また、専門職にとっても
「家族の思いを直接知る機会」
「支援を見直す学びの場」
「地域連携のきっかけ」となっています。
当事者・家族・専門職が同じテーブルに座ることで、支える側/支えられる側という関係を超えた「対話」が生まれます。
交流会は、
・孤立しないための場所
・学びと安心がつながる場所
・地域で支え合う入り口 として活用いただけると幸いです。