「ひとりで抱えこまないでください
レビー小体型認知症とともに暮らすということ」
レビー小体型認知症(DLB)は、もの忘れだけでなく、幻視や体の動かしづらさ、気分の落ち込み、睡眠の乱れなど、心と体の両方に揺らぎがあらわれやすい病気です。
「さっきまで元気だったのに、急に動けなくなった」
「見えていないはずのものが見えると言われて戸惑った」
「家族として、どう関わればいいのかわからない」
こうした戸惑いや不安は、DLBに向き合う多くのご本人・ご家族が感じています。それは決して、対応が足りないからでも、頑張りが足りないからでもありません。DLBは、日によって、時間によって状態が変わりやすいという特性があります。そのため、「昨日できたことが今日はできない」「説明が毎回違う」と感じる場面も少なくありません。
大切なのは、「うまくやろう」と一人で抱え込むことではなく、病気の特性を知り、安心できる関わり方を少しずつ一緒に探していくことです。
「わかってもらえる場」があることの安心
医療・介護の専門職だけでなく、同じ経験をしている人と出会い、気持ちを言葉にできる場も、とても大切です。
「それ、うちも同じでした」
「その対応、助かります」
そんな一言に救われることがあります。
正解を見つける場ではなく、悩みや不安をそのまま持ち寄っていい場があること。それが、気持ちを少し軽くしてくれます。
ともに考え、ともに歩むために
私たちは、DLBのあるご本人とご家族が、「今の生活を、できるだけ自分らしく続けていけること」を大切にしています。
困ったときに立ち止まり、迷ったときに誰かと話し、また一歩ずつ進んでいけるように。
このHPが、「ひとりじゃない」と感じられるきっかけになれば幸いです。