■抑うつ症状■

Q:抑うつ症状発症のメカニズムと対応について、関連づけて 教えて下さい。

ADLBで生じる抑うつ症状には、脳の障害による影響と認知症の症状やそれによる生活の影響から生じる心理的な影響が関係していると考えられています。幻視がありありと見えて本人には現実としか思えないのに、周囲の人に否定されることで周囲の人との信頼関係が崩れて孤立し気分が落ち込んでいくというような例があります。このような場合には、ご本人には現実としか思えないということを理解して対応することで信頼関係を維持することができ、抑うつ症状を防止できる場合があります。いずれにしても、認知症の症状でご本人が感じている苦痛に共感することが重要です




Q:つ症状の時に行ってはいけない対応を教えてほしいです。逆にどのように対応するのが良いのか知りたいです。

A落ち込んでいる人を見ると励ましたくなるのが自然な周囲の人の反応ですが、うつ症状を抱えている人にとって励まされることは自分の辛さを分かってもらえていないと受け取られ、孤立を深めてしまったり、自責感を強めてしまう結果になることがあります。このため、励ましたり助言したりするのではなく、ご本人のお話を聞くことに努めましょう。


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