■基礎知識■

Q:DLBはどのように診断されるのですか?

A:DLBの中心的特徴として進行性の認知機能の低下により生活に支障をきたしている事が挙げられ、加えて①認知機能(注意・集中)の変動、②繰り返し出現する具体的な幻視、③誘因のないパーキンソン症状、④レム期睡眠行動異常症の一項目以上を認めれば疑います。これらの症状に加えて、RI検査の一つであるダットスキャンによる大脳基底核でのドーパミントランスポーターの取り込み低下を認める、MIBG心筋シンチグラフィーで心筋の取り込み低下を認める、または睡眠ポリグラフ検査で筋活動低下を伴わないレム睡眠を認める等の検査によって裏付ける事で診断します。(Neurology 2017;89:88-100)



Q:DLBの特徴的な症状について教えてください。

A:①認知機能(注意・集中)の変動:意識がはっきりしている時とボーっとしているときがあり、昼間でも眠ってばかりいたり、自分で服をしっかり着られる時がある一方、着られない時がある等症状に変動がある。

②繰り返し出現する具体的な幻視:幻視とは実際には見えないものが本人にはありありと見える症状で、「ネズミが壁を這いまわっている」「知らない人が部屋に座っている」等小動物や人が見える事が多く、具体的で本人が良く覚えています。人形を女の子と見間違ったり、ハンガーにかけたコートを見て人と見間違う等の「錯視」もよくあります。

③誘因のないパーキソニズム:動作が遅くなったり、無表情、筋肉が固くなる、小刻みで歩く、転びやすい等のパーキンソン症状が現れます。

④レム期睡眠行動異常症:レム睡眠は身体が寝ているけれども脳は活動している状態なので夢を見ている事がありますが、通常は体は動きません。このレム睡眠中に大声で叫んだり、怒鳴ったり、奇声をあげたり、暴れたりすることがあり、これをレム睡眠行動障害と言います。



Q:個別性はあると思うが大まかにでもどのように進行していくか知りたいです。

記憶障害が出現するのは平均75歳前後で、それ以前より便秘や臭覚障害、抑うつ症状、レム睡眠行動異常症が出現している事があります。記憶障害が出現すると共に幻視やパーキンソン症状が加わり、失神や尿失禁等が加わる事もあります。更に進行すると転倒による骨折や誤嚥による肺炎を合併しやすくなります。



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